スマホやSNSでお客との接点を拡大しファンを育成!

  • 2013年08月18日
  • sumaho00 sumaho02

    上のスマホ画面は、ユニクロがモバイル会員に対して、会員が予め登録した店舗からのニュースで、店舗スタッフ自らが作成したものです。
    渋谷道玄坂店の店舗スタッフ独自のメッセージとなっていて、渋谷道玄坂店でのお客さまに対する思いを、リアルに表現しています。
    また、店舗スタッフ自らがモデルとなり、おすすめ商品を着ているのです。
    ユニクロの国内店舗数は約850店、モバイル会員は1,000万人を超えました。将来は国内の各店が会員一人ひとりにマイストアニュース(各店舗からのオリジナルニュース)などで近づき、集客増の戦略を描いています。


    ビジネスにおいて、ネット環境が整えば整うほど、文字(文章)や写真、動画の重要度は高まっていきます。
    いい情報もよくない情報もネット上では、いとも簡単に拡散していきます。
    ブログ炎上、ツイッター炎上などという現象がそれを物語っていると思います。
    ユニクロのように、アプリ画面を立ち上げて、クーポンなどで会員を募ることは、比較的簡単にできます。
    そこで重要なことが、それら会員とのコミュニケションを誰が、どのようにして取り合うかということです。
    ユニクロのケースでいうと、各店舗スタッフからのメッセージは、本社のチェックは受けていないと思います。せいぜい店長チェックぐらいでしょう。
    その店舗スタッフによるメッセージが、お客の消費行動の是非にかかわってくるのです。
    文章力、特に心に響く言葉、心を動かす言葉を文字に表現する能力が必要になってくるのです。

    (日経MJ/2013年8月16日号「戦略ウェブサービス」)

    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    上の右側の写真を例にして、写真の撮り方の話をします。
    この写真の右側にユニクロのロゴを入れたのはNGだと思います。故意であれ偶然であれ、このニュースは、店舗スタッフが、お客と等身大となり、コミュニケーションを取り合う場な訳ですから、ロゴは要りません。表の道玄坂で撮影した方が親近感や季節感がでて、よかったのではないでしょうか。
    また、おすすめ商品は、デニムシャツですから、もっとアップの構図がよかったと思います。
    これらのことは、専門の研修等を実施して、店舗スタッフのスキルアップをはかるしかありません。これからの販促には、大変重要なことだと思います。

     

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