集客企画のイベントは継続することが何より大事。

  • 2013年09月02日
  • wine

    ワイン専門店のワイン・グローリアス(大阪市)では、実際の店舗で、定期的に「試飲会」イベントをやっています。
    そのイベントの様子は、ネット上に公開されています。その試飲会でのお客と生産者との楽しいやり取りをウェブ上で閲覧した消費者は、そのままワインをネット購入しているそうです。ネットを介して動画での口コミ伝導が行われているのです。
    ここまでになるには、途中やめようかと思ったこともあったようです。
    当初は、無名のワイン生産者しか試飲会に呼べず、参加費を無料にしても集まらない状態が続いたようです。そんな苦労を乗り切って、2004年から始めた試飲会も200回を超えるところまでやり続けています。
    そのかいあって、定期開催の試飲会には、常時数十人が集まるようになりました。

    イベント運営は、思った以上に手間で面倒なことが多い割には、売上に直結しないので、挫折してしまうケースが多く見られます。
    しかし、イベントにはいいこともあります。売り手とお客の信頼を築く上では、この上ない場となるのです。
    試行錯誤を続ける中、イベントの内容も工夫がなされ、少しずつ顧客からの信頼を得られるようになるものです。まさに継続は力なりなのです。

    (日経MJ/2013年9月2日号「竹内謙礼の商ビズNOW」)

    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    顧客との結びつきが一番強い状態は、商品を購入してくれた時です。
    その後は、時間が経過されるい従って、顧客との結びつきは薄まっていくものです。
    そこで、顧客との結びつきを絶やさないために、DMを送ったりイベントを開催したりするのです。特にイベントは、直接出会うわけですから、結びつきは強まります。
    DMとイベントをバランスよく実施することで、顧客との結びつきが強まり、理想的な「顧客コミュニティ」が作られていくのです。このコミュニティは、価格や性能には左右されない強い信頼関係のもとに成り立っているのです。コミュニティ拡大が何よりの販促なのです。

     

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