高級食材が身近なメニューに!
ゼンショーホールディングス傘下のファミリーレストラン「ココス」と「ジョリーパスタ」では、フォアグラやズワイガニを使ったメニューを発売します。
ココスでは、「フォアグラと牛フィレ肉のステーキ」を1,764円で、ジョリーパスタでは、「たっぷりズワイガニと九条ネギ」を1,239円でそれぞれ発売します。
両方ともお店の平均的なメニューよりは高いですが、この高級食材を使った高級レストランの金額よりは、かなり安い金額だと思います。
この金額なら、食べてみようかなと思う、ファミレスユーザーは少なくないと思います。
(日経MJ/2013年9月2日号「フードビジネス」)
まとめ(今日の販促ポイント!)
このことは、高級食材が高級でなくなるということです。高級食材が手の届く食材になるということです。 これにより、フォアグラ=高級食材=高いメニュー=高級レストランという方程式が、フォアグラ=高級食材=普通よりちょっと高いメニュー=ファミレスに変わってしまうかもしれないのです。 旅館では、ズワイガニを夕食に使うことが多いと思いますが、そのズワイガニが、手の届く、いつでもファミレスでも食べられる、日常の食材になってしまうということです。 旅館としては、今後このような動きがあることを十分に理解しながら、ズワイガニブランドだけでは、高級感が出しにくくなることを注意していかなければならなくなるのでです。 |