社是の基本はコレだ。ハウス食品の創業者のことば「ハウスの意(こころ)」

  • 2013年10月14日
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    ★テレビ東京『カンブリア宮殿2013年10月10日放送分より』
     *日本の “カレー文化” 創った100年企業=ハウス食品

    この番組で、創業者『浦上靖介(うらかみ せいすけ)』の創業理念が紹介されました。
    それは、「ハウスの意(こころ)」というものです。

    1、自分自身を知ろう
    2、謙虚な自信と誇りを持とう
    3、創意ある仕事こそ尊い
    4、ハウスの発展は我々一人一人の進歩にある
    5、ハウスの力は我々一人一人の総合力にある
    6、給与とは社会に役立つことによって得られる報酬である
    7、世にあって有用な社員たるべし、又、社たるべし
    8、有用な社員は、事業目的遂行のための良きパートナーである
    9、社会にとって、有用な社であるためには、利潤が必要である
    10、我々一人一人の社に対する広く深い熱意が運命を決める

    7番と9番目の言葉が、さすが創業者としての奥深さがあるなあと思いました。
    「世にあって有用な社たるべし」=社会に役立つ会社ででなければならない。
    「有用な社であるためには、利潤が必要である」=そうなるためには、利益を出せるような会社でなくてはならない。

    儲けることは、企業目的ではない。企業目的は、社会に役立つ会社であること。利益追求ではない。この考えは揺るぎない。

    ここで紹介した「ハウスの意(こころ)」は、社是の基本中の基本だと思います。
    この基本をもう一度読み返す価値があるのではないかと思いました。


    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    番組の編集後記で、村上龍が次のように語りました。
    ハウス食品の100年を支えたのは、「家庭の幸福に寄与する」という基本姿勢です。創業者・浦上靖介は、カレー粉の会社を引き受けてほしいと頼まれた時、迷っていましたが、「やりなはれ」「夫婦が力を合わせたら実らんわけはあらしまへん」という夫人の一言で引き受けたと言います。この夫婦の間の信頼が、ハウス食品の礎となり、「家庭・家族を幸福に」という揺らぐことのない理念を作り上げたのでしょうと、いっています。
    大企業ハウス食品の出発点は、夫婦二人の信頼から生まれたということが、何ともすばらしい話だなと思いました。

     

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