アマゾンをしのぐ技を見た!

  • 2013年07月28日
  • 首都圏が地盤の酒類専門店、カクヤスが成長を続けている。
    (日経MJ/2013年7月19日号「客をつかむ宅配 カクヤス流」)

    beer

    成長の原動力は、ビール1本から無料で届ける宅配事業。
    配達時間を1時間刻みで細かく指定できる仕組みを昨年確立し、飲食店や個人客をガッチリつかんでいます。
    アマゾンなどインターネット通販業者やネットスーパーを相手に成長を続けているのです。
    カクヤスは、東京都心部など飲食店が密集している地域に、半径1.2kmごとに1店の割合で出店しています。宅配ピザは、半径2.0km圏なので、それよりも小さいことから、最短で30分程度で配達できるようです。
    配達には、電動アシスト付き自転車にリアカーを付けています。より多くのお酒が運べ、さらにエコロジーな訳です。
    また、配達要員は自社スタッフであることから、その強みを活かして、配達時にユーザーに対して、ご用聞き的な役割も担っています。
    これにより、ユーザーとの関係構築を深める効果もあるようです。

    巨人アマゾンをしのぐ技とは、1時間刻みで指定できる配送システム配達には自転車を活用していること配達員はご用聞きができることの3つがあります。
    この3つをしのぐことは大変なことだと思いますので、カクヤスの好調はますます続くことでしょう。

    kyo_no_kando まとめ(今日の感動した!)

    カクヤスは、酒類の配送システム以外に、フラワーショップと事務用品の事業を育てようとしています。これも成功することでしょう。
    花も事務用品も、お酒と同じようにユーザーが手に取って確認しなくても商品価値が分かります。
    また、お酒は運ぶのに重いし、花はガサばり、鮮度を保つのに苦労するし、文房具は、細かすぎて面倒だし、という、ユーザーの手間を解消してくれるから、ユーザーは引きつけられるのではないでしょうか。

     

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