システムで顧客をつかむ際の落とし穴!
顧客管理システムを刷新!
店舗販売と電子商取引(EC)の顧客管理の一元化により、在庫管理を統合、コスト削減へ!
(日経MJ/2013年6月19日号「システムで顧客をつかむ」)
お店のお客様とネット店舗のお客さまを同じお客様として一緒に考えていいのでしょうか?
一般的に、コスト削減を唱えれば、何でもアリ。という風潮があります。
コスト削減に異を唱えるようことは、なかなかできないのが現実だと思います。
だからこそ、私はあえて言いたいのです。
このコスト削減は、「顧客を見失ってしまう」最悪の策だと思います。
お店に来てくれるお客様と、ネット店舗のお客様は、全く違う「お客さま」だと思います。
私は、「顧客をよく知ることがマーケティングの出発点だ」と
ことあるごとに、唱えています。
特にネットからのお客様は、よくよく精査しないとその顧客特性を見極められません。
ネットのお客さまは、多種多様なお客様で、一つのグループにまとめきれないのではないでしょうか。
お店のお客様とネットのお客様の一元化ではなく、
お店のお客様とネットAのお客様、ネットBのお客様 … 、ネットZのお客様、との一元化
というとこになるのではないかと思います。
コスト削減は、ムダを無くすためならばよいが、効率がよくなることを優先すると、思わぬ落とし穴にハマってしまう。 最優先することは、販促であり、コスト削減ではないと思う。 |