日本発着の豪華客船ツアーの人気はますます高まるでしょう。
クルーズ専門家による初心者にお勧めのクルーズランキングです。
第1位:セレブリティ・ミレニアム(日本の絶景瀬戸内海横断クルーズ8日間)
<航路>横浜〜神戸〜釜山〜済州島〜長崎〜横浜・・・阪急交通社
第2位:ダイヤモンド・プリンセス(青森と北海道周遊・サハリン10日間)
<航路>横浜〜釧路〜コルサコフ〜小樽〜函館〜青森〜横浜・・・ゆたか俱楽部
第3位:ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(台湾・香港クルーズ10日間)
<航路>東京〜基隆〜高雄〜香港〜東京・・・ミキ・ツーリスト
第4位:サン・プリンセス(美ら海の沖縄、石垣島、奄美と台湾9日間)
<航路>神戸〜奄美大島〜那覇〜石垣島〜花蓮〜神戸・・クルーズネットワーク
第5位:フォーレンダム(沖縄・台湾・清水クルーズ9日間)
<航路>横浜〜石垣島〜基隆〜那覇〜清水〜横浜・・・クルーズプラネット
外国客船の特徴は、とにかく大きいことです。日本の客船の飛鳥は5万トン、にっぽん丸は2万2000トンです。
それに比べて。一位のセレブリティ・ミレニアムが9万1000トン、3位のボイジャー・オブ・ザ・シーズは、13万7000トンもあるのです。
やはり、クールズの旅は欧米人によって育てられたものですから、外国客船の方が、本物を体感・体験できるでしょう。
なぜクルーズがこのように人気なのかと言えば、日本人も旅行への価値観が変わりつつあるからだと思います。
「何カ国に旅行した」とか、「◯◯を見た」とかではなくて、「◯◯を体験する」という志向になっているからではないでしょうか。
また別の面からいうと、クルーズは貴族志向の旅という面もあることから、日本人の根底にある貴族に対する尊敬や憧れが、クルーズへと誘因しているのかもしれません。
これからのツアーのキーワードは、「体験する」「貴族志向」にあると思います。
(日経プラス1/2013年9月14日号「何でもランキング」)
まとめ(今日の販促ポイント!)
来月10月15日に運行をスタートさせるJR九州の豪華寝台列車「ななつ星」が公開されました。ヨーロッパのオリエントエクスプレスを超える豪華な内装。来年の6月分まで予約で満席のようです。 この豪華寝台列車の旅も、クルーズと同様、体験型で欧米の貴族志向の旅のスタイルです。人気の訳がわかります。 他にはないでしょうか。体験型で欧米の貴族志向の旅。 豪華スキーリゾートの復活もあるかもしれませんね。 |