顧客をつかむ術ーメガネのJINSは「待たせない」オペレーション
メガネのJINSは、「お客様を待たせない」オペレーションの徹底に取り組み、この1年で店舗運営の効率性を4倍に高めた。
(日経MJ/2013年7月17日号「2012年度 第41回日本の専門店調査」)
メガねのJINSが、既存店売上高50ヶ月連続前年アップ |
☆メガネのJINS…http://www.jins-jp.com
日経MJの2012年度の第41回日本の専門店調査の中で、
総売上高の伸び率などで上位をしめた企業は、
☆顧客満足度を高める☆
展開をしていることが特徴となっています。
特に、JINSが競合が多いメガネ専門店業界において、好調な要因は、効率的な店舗オペレーションにあります。
この1年で店舗運営の効率性を4倍に高めたということは、1時間あたり4倍のお客様に販売できるオペレーションを確立したことになります。
レンズとフレーム込みで1万円以下のメガネを購入するのに1時間以上も待たされるのなら、購買欲が冷めてしまっていた顧客の心理を時間短縮(待ち時間40分ぐらい)によって、それぐらいの時間なら買ってみようかなと思わせる顧客満足度のアップ戦略は、成功の要因であることは間違いないと思います。
まとめ(今日の感動した!)
商品の価値と待ち時間の関係が重要だと思います。 メガネ専門店は、以前よりも価格が安くなったことから、衝動買い的な要素が強いのではないでしょうか。 ターゲットは、メガネを初めて購入する人ではなく、2本目、3本目の人。ならば、フレームを決めてからメガネの受け渡しまでの時間は、短ければ短いほどいいに決まっています。価格は安いが、仕上がり時間は以前と一緒だと、顧客は満足しないのでしょう。 1万円以下の買い物をするのに拘束される時間が許されるのは、1時間以内ということでしょうか。 |