鹿児島の大型観光ホテル復活から販促のヒントをみつけよう!

  • 2013年08月08日
  • shiroyama01 shiroyama00

    今春開業50周年を迎えた鹿児島の「城山観光ホテル」が2年連続で過去最高益を達成しました。
    城山観光ホテルは、私にとってとても思い出深いホテルです。高校の修学旅行で宿泊したホテルで、豪華で広々としていたホテルを見た時の感動は、30年以上たった今でも鮮明に蘇ってきます。そんな私の思い出のホテルが、元気に復活して、以前よりもパワーアップしている。うれしい気持ちになりました。

    好調の要因は、ボトムアップ経営、営業部門別の管理会計制度の導入、海外ホテルでの研修、各種資格取得制度など、ホテルスタッフのモチベーションをいかに会社経営に寄与させるかの土壌作りをしたことにあります。
    ホテルの最大の商品は、「人」です。「もてなす心」「もてなす仕草」「もてなす身だしなみ」など、すべては「人」にあります。
    もう1つの要因は、積極的な設備投資です。毎年、ホテル施設を刷新することにより、外的にはニュース性による集客効果があり、内的にも、スタッフのモチベーションアップ効果もあり、両側面での相乗効果があります。
    これらの経営手法は、東京ディズニーリゾートに通じるものがあります。
    サービス業の販促で大事なこと、それは、「商品」を売る前に「人」を売る を改めて思いました。

    (日経MJ/2013年8月7日号「鹿児島市の城山観光、成長持続へ」)
    ☆城山観光ホテルの公式サイト… http://www.shiroyama-g.co.jp/

    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    城山観光ホテルでは、賞与を売上高と利益率に応じて支給する体制にしています。働く環境を整えたり、やる気を出せるような制度をつくったりすることと同時に、対価としての報酬を明確にすることも大切なことです。
    広島のメガネ21では、全社員の賞与が、オープン化されています。
    報酬の透明化に向けた努力は必要なことだと思います。

     

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