O2Oマーケティングの新たな事例を紹介

  • 2013年08月10日
  • mcdonalds uniqlo

    O2Oマーケティングとは、オンラインからオフラインへの誘客を意味しています。最近では、従来とは少し違った集客方法への転換が求められています。O2Oマーケティングで代表的なものはクーポン発行です。値引きは消費者には魅力的な誘客方法ですが、集客が一過性であったり、リピーターにつながっているかは疑問と思われていました。
    そこで、O2Oマーケティングの最近の新潮流を2例、ご紹介します。
    東急ハンズでは、昨年暮れにネットストアをリニューアルした際に、ネット在庫はもとより、リアル店舗の在庫までも確認できるようにしました。さらに、その在庫情報の更新が、15分に1度と、ほぼリアルタイムでの在庫情報を確立したのです。お客様は、電話等で問い合わせしなくとも、在庫の有無がいつでもどこでもわかるというわけです。欲しいものがあれば、すぐにその店舗に買いに行けるのです。
    これは、クーポンの「お得感」とは全く違い、「便利さ」や「合理性」、「親切性」に力を入れることにより、ファン化してリピーターになることを目的にしています。

    もう1例は、メガネのJINSです。JINSでは、目の検眼だけを店舗でして、フレームはネットで注文できるシステムを行っています。
    検眼だけは、リアル店舗でしかできないことを逆手に取り、それ以外のフレームの注文、支払い、受け取りをすべて、ネットで済ませるという、お客さまには、時間の手間が大幅にカットできる、超ラクチンなシステムです。

    この2つの例は、商品と店舗特性を活かしたO2Oマーケティングの実例です。まさに最先端のO2Oマーケティングといえるでしょう。

    (日経MJ/2013年8月9日号「村山らむねのECの波頭」)

    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    これからのO2Oマーケティングは、それぞれの取扱商品と実店舗の特性に合わせて展開することにより、売上アップにつながります。プランニングの原点、お客さまのニーズを知ること=お客さまの行動パターンを精査することが、成功する近道です。
    もう一度お客さまの行動パターンの中で、何か不都合があるようなコトを探してみましょう。

     

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