お客のニーズに応えることが販促の基本!
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JTBが海外旅行の商品改革で成果を上げています。ネット予約が普及し、低価格先行の中、サービス重視に軸を移してきました。
飛行機での並び座席の保証や少人数でも参加できるツアーの拡大など、細かい施策の積み重ねにより、客層が拡大し、単価の上昇につなげ始めています。
ここ数年、海外旅行の低価格競争により、予約した時点では、航空会社やホテル、ツアーを催行するか否かが、決まっていないのが当たり前となっていました。
安いのだから当たり前、という風潮がありました。
消費者は、その不安と価格を天秤にかけていたのです。
しかし、消費者のニーズは、航空会社やホテル、ツアーの催行が、予約時点で決まっていたことにありました。
そのニーズに応えたのが、JTBの施策だった訳です。
タイミングもよかったと思います。
東日本大震災、異常気象による大災害、関越道高速バス事故などがあり、消費者は、安全や安心を求める土壌に合ったと思います。
(日経MJ/2013年8月19日号「サービス&エンターテイメント」)

JTBは店舗販売が充実しています。その店舗は、一等地にあり、業界最大手としての雰囲気を醸し出しています。 安心と安全を求める消費者は、ネット予約や電話予約のような便利さよりも、対面販売の安心感を求めて、わざわざ来店するのだと思います。 競合他社が店舗閉鎖をする中、JTBは今後ますます躍進するのではないでしょうか。 私としては、JTBの店舗リニューアルを提言します。 現状の店舗は、入りにくい雰囲気があります。 ユニクロのような入りやすさを見習い、店舗販売強化に乗り出してはどうでしょうか。 |