消費税8%後の市場動向は、意外に健闘しています。想定していたほど落ち込みはないようです。

  • 2014年04月23日
  • roast_beef

    消費税が8%に引き上げられてから3週間がたちました。企業が打ち出す新商品や出費を誘う行楽など、ちょっとしたきっかけで消費者の財布のヒモが緩み始めているようです。

    ファミリーレストラン『デニーズ』では、15日に発売した「アンガスサーロインのローストビーフ」(写真上)が好調。税込み1,995円とファミレスにしては高めのメニューにもかかわらず、想定の150%増で売れているようです。

    デニーズは、セブン&アイグループになってから、客足も好調で、消費者の信頼も高かったこともベースにあると思います。デニーズの4月の売上高は前年同月比7%の増収を見込んでいます。
    「モスバーガー」でも、前年同月比5%増収のようです。

    レジャー消費でも、「キッザニア」では、値上げしたにもかかわらず、入場客数は前年よりアップしてします。よみうりランドや横浜八景島シーパラダイスも入場料をアップしたにもかかわらず。入場客数は前年比プラスとなり、消費増税の影響を受けていないようです。

    3月末までに盛り上がった駆け込み需要の反動減は、市場全体としてはなお続いていますが、個人消費は意外に想定していたよりも「健闘」しているとも思えてきます。

    (日経朝刊/2014年4月22日号「総合2」)


    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    JTBでは、関東近郊の有名旅館に宿泊するパック旅行が、GW期間の予約が好調のようです。
    要因としては、今年のGWは日の並びがよくないので、長期の旅行より短期の旅行が求められていることと、もう1つは、消費者の旅行に対する変化があると思います。
    宿泊する施設へのこだわり、滞在する時間を大切にする、「ただ泊まれればいい」のではなく、宿泊施設そのものが、旅の目的ともなっているように思います。
    宿泊施設が、ますます重要なポイントになることは間違いないでしょう。

     

    コメントを残す

    ページトップへ