女子の発想力をマーケティングで活かす!女子には常識を打ち破るパワーがあります。
★グローブライド(旧ダイワ精工)が、釣り初心者の女性向け商品を強化
ダイワ精工から社名変更したグローブライドが、2期連続増収で元気を取り戻しています。
元気の源は、商品開発やイベントの企画に若手の女子社員を登用していることのようです。
同性の女性ら初心者がほしくなる商品作りを強化して、イベントなどで新たなファンを取り込むマーケティングに女子を活用しているのです。
そこで、女子の発想力について紹介したいと思います。
近年「発想」というものの重要性が一段と高まっています。新しい商品や事業の開発だけでなく、新しい営業やマーケティングの立案やオペレーション効率の向上まで・・・。企業のビジネス活動すべてにおいて、イノベーティブな(=斬新かつ効果の高い)切り口が必要とされています。これから企業人には、イノベーティブな発想が求められているのです。
そうした中、女子の発想力には、いくつかの魅力があります。
①.斬新で既成概念に捕われない自由なところ
②.消費の意思決定権を持つ女性の消費行動を同性としてよく理解できること
③.実際の消費者でもある女性が、新商品や事業を開発した方がうまくいくこと
この当たり前のように思える女子の魅力は、企業の中において、結婚、出産、育児等で、活かされていなかったんだと思います。それも、女性の晩婚化、会社の出産や育児へのサポート体制の強化などにより、徐々にではありますが、女性が長く勤められる体制になってきていると思います。
逆に、特に最近感じていることは、年々男性の発想力が低下している傾向にあるのではと思っています。
不透明な現代において、守りに入り、自由な発想力自体を自分自身で押さえているように思うのです。
これから伸びる会社は、女子の発想力を活かしきることが重要なポイントとなるように思います。
(日経MJ/2013年12月11日号「1面」)
まとめ(今日の販促ポイント!)
モノからコトへ。これからのマーケティングは、コト欲求を満たすにはどうしたらよいか。ということが重要になっています。 コト欲求こそ、女子の発想力が必要になります。 感性で行動する女性だから理解できるコト欲求があるでしょう。 今後は、女性を登用する企業が、勝ち残る企業になるのではないでしょうか。 |