まごころサービスに、今後のフランチャイズ店舗売上アップのヒントがある!

  • 2013年10月16日
  • fc_store

    ★日本にフランチャイズチェーンが誕生してから50年。

    フランチャイズの事業規模は22兆円。今後もコンビニや飲食だけではなく、学習塾、介護、福祉、育児など、多様化が予想されています。そこで、今後のフランチャイズ店舗の販促について考えてみました。

    現在のフランチャイズ店舗は、「店舗に求められる作業を日々愚直にこなすこと」、「店内の清掃、品揃えの充実、挨拶の徹底」を、店とスタッフが、常に同じレベルで行うことが、優良店へのスタンダードとなっています。
    簡単そうに思えますが、日々の積み重ねが重要なので、思ったよりも大変だと思います。しかし、これさえ徹底していれば、優良店になれると言われている訳ですから、答えが見えている分、やさしいと思います。

    このように、優良店になる方程式がわかっているビジネスに、大手資本も触手を伸ばし、メガフランチャイジーとして、複数店のフランチャイズ店舗を経営する企業が、多く見られるようになりました。

    たとえば、愛知県岡崎市に本社を構えるタニザワフーズでは、ケンタッキー・フライド・チキンを約40店舗、吉野家を約20店舗など、外食チェーンを合計で90店舗展開しています。出店エリアを土地勘のある、愛知県、静岡県に絞って展開しています。
    このように、フランチャイズチェーン企業の垣根を超えた、メガフランチャイジーの存在は、今後ますます多くなってくると思われます。
    ここで働くフランチャイズ店舗の社員は、タニザワフーズ採用の社員であるわけですから、たとえば、吉野家のユニフォームを着て働く、タニザワフーズの社員ということになります。
    彼らの帰属意識は、どこに置いたらいいのでしょうか?
    どこにも企業愛を持たず、愚直に無難にこなす作業員的な感じも否めません。

    タニザワフーズのように、資本を活かし、立地とスタンダードマニュアルの徹底で、フランチャイズ店舗を拡大していく企業は、今後増加していくと思われます。
    そのメガフランチャイジーの台頭に対して、個人のフランチャイズ店はどのように対抗していけばよいのでしょうか。

    私は、個人のフランチャイズ店は、商圏を絞って、まごころサービズの徹底に力を入れた方がいいと思います。
    「今日も暑いですね」「足の具合は大丈夫ですか」「先日のご旅行はいかがでしたか」など、店のスタッフと顧客との個々の会話を大切にするワンtoワン接客が、差別化を生むと思います。
    この接客が、狭い商圏では、口コミとなり、「あそこのコンビニの店員は感じがいい」という評判が生まれ、他店との差別化が図れるのです。
    このように、個人のフランチャイズ店は、スタンダードマニュアルを超えたパーソナルマニュアルが必要となってくると思うのです。


    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    フランチャイズ店舗の経営を指導する本部の社員の指導力も問われると思います。これからの指導には、感情マーケティングのメソッドが必要となってくるのではないでしょうか。「お客の心をつかむ」ことばや姿勢を指導できるかどうかが、重要になってくると思います。

     

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