新聞の特集記事を鵜呑みにしてはいけない!アラフィフ世代の女性誌の動向記事は違うと思う!

  • 2013年12月01日
  • gold liniere_otona

    ★50歳前後向け女性誌、創刊相次ぐ。「成熟」を意識

    世界文化社が、10月に創刊した月刊誌「GOLD」は、45歳〜52歳の女性を読者層の中心にしたそうです。この世代は、高度経済成長の真っ只中に生まれ、バブル経済の時期に社会人となりました。「元祖お嬢様世代」とも呼ばれて、若い頃は雑誌から情報を得て、行動していた世代です。
    その世代の女性に、「ゆとり」や「成熟」を意識したスタイルの提案が、この雑誌の特徴のようです。
    ファッション特集の「艶カジ」は、「年齢を重ねたことによる余裕と包容力」などがキーワード。「25年ぶりの同窓会」などのイベントに合わせた着こなしも。
    どうでしょうか。私には、コンセプトが古すぎて、1年も持たないように思えてなりません。
    今のアラフィフ女性は、こんな上っ面の特集で心がなびくとは思えません。明日出直してこいといったところでしょうか。

    特集記事では、もうひとつ、宝島社が来年3月に創刊する女性誌「大人のおしゃれ手帖」も「GOLD」と同様に、アラフィフ世代対象として紹介していますが、宝島社のものは、「GOLD」とは、全く違います。
    まず、この「大人のおしゃれ手帖」は、1年半前からMOOK誌として、刊行されていて、しかも宝島社のヒット誌「リンネル」の特別編集扱いなのです。
    「リンネル」が、若い独身女性で、「大人のおしゃれ手帖」は、それよりも上のそれこそ大人の女性向けという扱いなのです。
    さらに、「リンネル」は、ナチュラル志向というくくりで、流行とは一線をひいています。

    「大人のおしゃれ手帖」は、「GOLD」のように50歳前後向け女性誌というくくりにはならないということです。
    創刊が相次ぐという記事はおかしいのです。

    現在出版界では、宝島社の一人勝ち状態です。
    もし、ひとくくりに語るなら、宝島社とそれ以外の出版社として、語った方がいいかもしれません。
    それぐらい、差がついてしまったと思います。


    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    宝島社の「リンネル」は、ナチュラルスタイルを愛する女性に大人気の雑誌です。
    雑誌のコンテンツもこだわりのある読者をもうならせる内容となっていて、さらにその付録のクオリティーの高さがすごいんです。
    本当にこれで雑誌代の700円と疑いたくなります!!
    付録だけのコレクターも現れるほどの大充実ぶりに驚かされます。
    これも、雑誌編集や営業の努力の賜物なのでしょう。

     

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