顧客情報管理(CRM)によるターゲティング販促の成功例

  • 2013年09月06日
  • sportcar taiga

    オートバックスセブンでは、2013年度のEC(電子商取引)の売上を前期の2倍の18億円にすると発表しました。
    その裏付けには、顧客情報管理(CRM)の推進による効果が、かなり期待できるからのようです。
    その効果とは、精度の高いレコメンデーションにあります。
    車検証に記載されている車両情報=車種、車台番号、型式などがわかると、ユーザーのライフスタイルがかなりの制度で想定できることから、趣味や趣向にあわせたレコメンデーション広告が展開できるというわけです。
    タイヤなど、お客への配送が難しいとされていた商品の受け渡しは、全国に網羅された店舗網を利用して、店頭渡しを可能にしたことで、さらに売上アップを加速しました。

    (日経MJ/2013年9月6日号「日経デジタルマーケティング/成功のヒミツ」)

    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    顧客情報管理(CRM)を分析して、販促活動に役立たせることは、誰もがわかっていながら、実際にはできていないのが、実情だと思います。
    せいぜい、居住地や年齢ぐらいのセグメントはしているのでしょうか。
    今回ご紹介した自家用車によるライフスタイルの想定は、実に参考になる事例だと思います。
    ホテルや旅館に宿泊されたお客様の情報は、滞在時間や接触回数も多いでしょうから、かなり多くの情報が得られるのではないかと思います。車の車種、腕時計など、ユーザーのライフスタイルが分かりそうな情報を顧客台帳に入れ、次回の販促DMでセグメントしてはどうでしょうか。

     

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