NTTドコモは迷走している!傘下に入れた「らでぃっしゅぼーや」はダメになる!
★ドコモでもっと便利に。多様な食のニーズに対応
有機野菜宅配の「らでぃっしゅぼーや」が、NTTドコモの傘下に入ってから1年。ものづくりにこだわってきた同社が。ネットをフル活用して、顧客との接点拡大を狙った戦略は今、どうなっているのでしょうか。
傘下に入る前は、「らでぃっしゅ」の顧客からの注文は、紙が7割、電話2割、ネット1割でした。売上高、経常利益とも2009年をピークに、減少が続いていたことから、ネットへのシフトを狙い、傘下に入ったのでしょう。
現在、野菜宅配ランキングは、野菜宅配の人気宅配業者の最新まとめサイト調べで、第1位が、Oisix(おいしっくす)、2位がパルシステム、「らでぃっしゅ」は5位となっています。
Oisix(おいしっくす)の紹介文は、
徹底した安全管理と手厚いサービスが人気の理由!
「つくった人が自分の子供に食べさせられる食品」をポリシーに、独自の安全基準を満たし、第三者機関の審査や放射性物質の検査を通過した農作物を宅配。
単品注文や産地指定、配送日時の指定ができるなど、手厚いサービスが人気です。
一方、「らでぃっしゅ」の紹介文は、
生産者にこだわり抜いた、無添加食品宅配サービスの老舗!
「安全でおいしい」と評判の高い、20年以上続く老舗。
「反農薬」という理念のもと、有機・低農薬で、生産者も安心して家族に食べさせられる農作物を生産・お届けしています。
この紹介文を見て、「らでぃっしゅ」が、首位になることは難しいなと思いました。
両社の差は、そのポリシーです。Oisix(おいしっくす)は、「生産者が自分の子供にも食べさせられるもの」という、消費者の心に心情で訴えています。「らでぃっしゅ」は、「反農薬」というなんとも政治色が強いような、社会に訴えているような感じです。
また、「老舗」と訴えていますが、この業態に「老舗」であることが、メリットが高いとは到底思えません。
ドコモのテレビCMは、堀北真希が、ドコモの「dマーケット」で買い物をするシーンを使っていたりしています。
一方、ソフトバンクは、堺雅人を使って、つながりやすさという、ハード面に特化したCMに集中しています。
ドコモは、ソフト。ソフトバンクは、ハード。
私は、ソフトバンクのやり方に賛成です。
私たち消費者は、通信会社に対して、ECサイトのソフト面の充実など求めていません。
ドコモにしても、「らでぃっしゅぼーや」にしても、消費者のニーズを正しく捉えていないように思えるのです。
(日経MJ/2013年11月25日号「マーケティング」)
まとめ(今日の販促ポイント!)
紹介文について、もう少しお話します。 冒頭の文章についてです。 「徹底した安全管理と手厚いサービス〜」に対して、「生産者にこだわり抜いた、無添加食品宅配サービス〜」。 この2つを読んでどう感じたでしょうか。 言葉には人の気持ちが伝わります。 前者からは、安全管理への信頼感が伝わります。後者は、生産者に対して上から目線で選定しているような官僚的な感じが伝わります。 文章ひとつで、お客の心情は、右にも左にも向くことをもっと考えて、慎重に作成すべきではないでしょうか。 |