「当たり前」のことこそ、積極的にPRし続けることが重要です。

  • 2014年02月07日
  • hatoya_TVCM

    ★上の写真は、ホテルのハトヤのテレビCMの初期の画面です。
    「伊東に行くならハトヤ、電話は4126・・・。」
    このフレーズは、今でも強く残っています。
    このフレーズは今も広告に使われています。
    お客さんは、飽きません。蓄積されるものです。
    飽きてしまうは、自分自身ではないでしょうか。
    勝手に飽きてしまったと思い込んではいけません。同じように、自分のことは知ってて「当たり前」と思い込んではいけないのです。

    お客は、自店・自社のことをどれだけ理解しているでしょうか。
    「何屋」なのかも知らないことがあるかもしれません。
    知らないと思っていた方がいいでしょう。
    たとえ、「トヨタ」や「ソニー」でも、世の中の人全員が、「何屋」かを知っていると断言できるでしょうか。
    知ってて「当たり前」はないのです。「当たり前だ」と思っている商品やサービスの説明を伝え続けることが重要なのです。
    その告知によって、入店や購入のきっかけにつながっていくからなのです。

    都心部を中心に展開している酒飯チェーンの「カクヤス」では、「宅配=カクヤス」の浸透を目指して、積極的なPR展開を行なっています。
    店頭のスタンド看板に、「SOS」と大きな文字で表示しています。「SOS」の文字は、遠くから見てもインパクトのある文字で、注目を集めやすいことが狙いのようです。
    「S=酒が、O=重い、S=そんな時」、「あなたの想い(重い)を解決したい」=「カクヤスにSOS!」とユーモアを交えた表現で、注意喚起して、問題解決を提示している看板なのです。

    このように、商品の価格表示だけをするのではなく、何の会社で、どんな特長をもった会社なのか、という広報的な販促も重要な販促活動なのです。

    (日経MJ/2014年2月7日号「マーケティングスキル」)


    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    アメリカのマーケティングーコンサルタントのジェイ・コンラッド・レビンソンが提唱した「ゲリラマーケティング」の本によりますと、マーケティングは、お客さんに25回以上、広告を見せなくてはならない。と言っています。
    途中で広告を変えてしまえば、最初からやり直しなのです。
    これは、ザイアンスの法則をもとにしています。ザイアンスの法則とは、接する回数が増えるほど好意や印象が高まる効果「単純接触効果」としています。
    ですから、広告をコロコロ変えてばかりいては、全く効果がないに等しいのです。

     

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