2014年のマーケティング・キーワードを考える。量から質、効率から感動、画一から個性へ・・・
★量からの脱却、効率無視、画一化の禁止が、目指せるでしょうか。
近年、消費者ニーズが多様化しているにもかかわらず、いまだに「量の競争に固執している企業」がまだまだ存在しています。
「どこに行っても同じものばかりで、個性がないな」
「どこにいっても同じで面白くない」
「商品が画一的。商品がマンネリ化してしまっている」
そして最後には、「だから、値段で決めるしかないんだよ」ということになるのです。
このような企業は、消費者は、しょうがないから値段で判断しているのだというとに、早く気づいた方がいいと思います。
たしかに、大型家電量販店に行くと、置いてある商品もレイアウトもとても似ていることが多く見られます。
大型店同士、店名の看板を入れ替えたとしても、それほど違和感はないのではないでしょうか。
ではなぜ、似てしまうのでしょうか。
それは、そうした企業には、顧客の「数」の追求という「量のマーケティング」を追う続けていたからなのです。
量の競争の先には「同質化」=「画一化」しかありません。同質化=画一化すれば、「価格競争」になるのは必然の結果です。
そして、価格競争の行きつく先には、体力勝負の「悲惨な消耗戦」だけが待っているのです。
これが、今低迷している「元大企業」たちなのではないでしょうか。
2014年は、消費増税の年でもあり、180度方向転換するには、いいキッカケの年になるとも思います。
まとめ(今日の販促ポイント!)
昨日、ある大手グループ企業の方から、「自社のホームページの表現は、誇張するような表現が本社が規制しているので、ありきたりの無難な表現しか使えないんですよ。」という話をお聞きしました。 「無難」なという言葉は、ビジネスの中でよく使われている言葉ですね。 私は大嫌いな言葉です。 難がないということは、「普通」で「何の魅力もない」ということです。 これは、先に述べた「同質化」=「画一化」と同じことなのではないでしょうか。「無難」が社内で飛び交って企業には、魅力ある商品は生まれないと思います。 |