新しいCtoCビジネスが面白い!「プラットフォーマー」が今後のキーワードになる!

  • 2014年04月25日
  • platformer

    これからはCtoCの時代と言われています。その代表格であり先駆者といえば、「Yahoo!オークション」。GoogleやLINEも、プラットフォームビジネスといえます。
    しかし、もっとニッチで身近なテーマでもプラットフォームビジネスは存在し、成功しているのです。今後のCtoCビジネスのキーワードは、「プラットフォームを提供する=プラットフォーマー」なのではないでしょうか。
    成功している事例を紹介します。

    ◎事例その1 ▷「おしえるまなべる」(http://oshierumanaberu.net/)
    リクルートが提供する「教えたい人と学びたい人のマッチングサイト「おしえるまなべる」もプラットフォームビジネスの一つです。先生と生徒(ともに登録は無料)のニーズがマッチし、レッスンが成立した時点で先生会員からマッチング料(レッスン成立ごとに5円)を受け取るというシステムです。

    ◎事例その2 ▷ 誰でもデータを直接販売できる
    gum road(https://gumroad.com/)
    誰でも手軽に画像や音楽、動画、電子書籍などのデジタルコンテンツを販売できるサービス。Gumroadは、コンテンツの売上ごとに5%+30セントを手数料として受け取る仕組みになっています。システムとしては非常にシンプルで、クリエイターの中でも革新的であると話題になっているサービスです。既に関連サイトもいくつか作られており、今後の発展に期待が持てます。

    ◎事例その3 ▷ 講演会・イベントの講師公募サイト Koens.net(http://koens.net/)
    講演会を開きたい人(主催者)と、自分の知識を広めたい人(講師)のニーズをマッチさせるマッチングサイト。
    主催者側は、講師を募集します。その後、応募のあった講師とKoens.netの画面を通じて直接やり取りを行います。講師は同じく無料の講師登録を行なった後、プロフィールや講演内容例などを登録し、募集のあった案件に応募します。
    仲介手数料は一切発生せず、講演費用はKoens.netを通して事前に支払われ、実際に講演が実施された後、システム利用料20%を差し引いた金額が講師に支払われます。主催者側にとっても講師にとっても、シンプルで安心できるシステムと言えます。

    このように、ニッチで小さな分野でも、プラットフォームビジネスの可能性はたいへん大きいのではないかといえます。
    ユーザーにとってもプラットフォーマーにとっても、プラットフォームビジネスというのは大きなリスクを背負うことなく、自由に人と人とをつなぎ、つながれる、理想的なビジネスの一形態として成長してゆくのではないでしょうか。

    (日経Biz/2014年4月4日号「【Web講座】プラットフォームビジネスを巡る攻防」)


    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    旅行のポータルサイト=楽天トラベル、じゃらん、トラベルコちゃんなども、トランスフォームビジネスを展開できる余地は十分にあると思います。
    現在は、ただ単に、ツアーやホテルなどのプランを方面別や地方別、価格順等、検索しやすいこと、選びやすいことを目的として並べているだけのポータルサイトです。
    これに加えて、今までのユーザーのビックデータを利用して、ランキングなどで提案したらどうでしょうか。
    たとえば、アラフォー女性が好む海外旅行一人旅ベスト10とか、子供3人以上の大家族が好むホテルベスト10など、ユーザーを絞り込んだ提案や、夏休みに沖縄旅行をした家族が次に選ぶ旅行先ランキングとかはどうでしょうか。
    さらには、アラフォー女性のための旅行のコンシェルジュをたてるような形にまで発展するとプラットフォーマーとして成り立っていくのではないかと思います。

     

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