儲かる顧客をつくるマーケティング その1     〜最適な勝ちパターンを探し出す〜

  • 2014年03月07日
  • takara-no-yama

    ★「顧客情報」は宝の山。儲かる顧客を作るには、的確な顧客分析が必要。

    「収益を伸ばすために、やらなければならないマーケティングとは何でしょう」
    この問題に対して、「自社データ」を活用したPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルマネジメントをマーケティング活動の中心に位置付け、収益性の改善に成功している企業が増えてきています。
    そこで、収益を伸ばすために、「儲かる顧客をつくるマーケティング」について、紹介していきます。

    まず最初は、「自社データから教えてもらう」です。
    自社の顧客情報は、宝の山です。
    マーケティングのすべてがあるといってもいいでしょう。
    こんな当たり前のことですが、分かっていても分析が中途半端だったり、できていないのではないでしょうか。

    まずは、マーケティング活動の中で、最適な勝ちパターンを探し出すことです。
    費用対効果をベースにして、「メディア(ツール)」「タイミング(時期)」「ターゲット」「クリエイティブ」「サービス(商品購入を促すための特典)」の最適な組み合わせを見つけ出すことです。

    たとえば、メディア(ツール)の場合、「朝日新聞の朝刊の全5段は効果がある」、「3年以上購入のない顧客へのダイレクトメールは効率が悪い」
    タイミング(時期)では、「新聞広告では、同媒体同スペースにおける月間出稿回数は最大2回まで」「年末年始の販売開始時期はお盆明けから」
    ターゲットでは、「顧客の購入回数&金額のピークは、61歳〜68歳の女性」
    クリエイティブでは、「1か月〜1か月半ぐらい先の季節感をイメージしたもの」
    サービスでは、「どうしても欲しいものではないが、あるとうれしいサービスが効果的」たとえば、車の洗車サービス、お風呂上がりの一口ビール、朝食前のモーニングコーヒーなど・・・。

    これらを出し尽くした中で、最適、最良の組み合わせのマーケティング活動が探し出せると言う訳です。

    (日経Biz・マーケティング)


    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    ターゲットの中で、重要なウエートを占めるのが、居住地と宿泊地との相関距離にあります。
    草津温泉へ集客するのに最も適した居住地は、群馬県です。那須は栃木県。伊豆は神奈川県なのです。お膝元的な地区ばかりですが、距離と時間が読みやすいことが、理由ではないかと思います。埼玉県の人が伊豆に行こうと思ったら、車で何時間、列車で何時間とすぐに読めるでしょうか。
    やはり、時間が読めないことで、買う買わない、高い安いの前に、時間のブレーキがかかってしまうと思われます。
    たとえば、群馬県の伊香保温泉は、「練馬インターから伊香保温泉まで約98分!」といった案内を常時出すことが重要と思います。

     

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