欧米人とアジア人の文化に対するズレを把握して、それぞれの観光販促しなければならない。

  • 2014年01月08日
  • Japanese-tea-ceremony

    ★欧米人には「本物」を伝え、アジア人には「さわり」を伝える。

    欧米人は、文化を重んじる傾向にあります。
    欧米人の多くが、京都を訪れることからも分かります。
    アジア人は、京都の文化より、秋葉原で家電を買います。
    アジア人にとって日本の魅力は、伝統的な文化ではなく、壊れにくく、性能のいい電化製品だと思います。

    こうした傾向を踏まえて、外国人観光客への販促をそれぞれ分けるべきだと思います。
    欧米人には、日本の伝統文化の習わしやしきたりを簡略化せず、「本物」通りに披露した方がいいと思います。
    へたに簡略化すると、逆効果になるかもしれません。
    ですから、茶道は茶室で茶道をわきまえた日本人が、着物を着て、茶道の神髄を説明しながらお茶をもてなした方がいい思います。
    華道、書道、香道などの芸道から、弓道、合気道、長刀などの武芸にしても、正式なものを披露した方が、効果的だと思います。
    そうすることで、日本文化を知り、自国の文化との違いを学び、さらに新しい日本を感じることで、旅の満足が達成されるのだと思います。

    一方アジア人は、「日本の文化」を敬意よりも興味と捉えているのではないでしょうか。浅く広く多く、自分自身で体験することを望んでいると思います。ですから、茶道にしても華道にしても、ある程度たしなんだ人が説明するだけで十分だと思います。
    それよりも自分自身が体験し、写真等に残すことで、旅の満足が達成されるのだと思います。



    kyo_no_kando まとめ(今日の販促ポイント!)

    京都において、外国人観光客への販促は、伝統文化をもっともっと開示するべきだと思います。きちんとしたルールを作り、ダメなものはダメ、最低限しきたりに準ずることを約束させ、披露してはどうでしょうか?その際、英語での説明は必須となりますので、京都の学生と連携して、英語での通訳をサポートしてもらってはどうでしょう。
    一方、アジア人に対しては、各観光地近隣の観光協会と家電量販店と連携して、観光+日本文化+家電をパッケージにして販促してはどうでしょうか。かなり、効果が望めると思います。

     

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