戦略イノベーションで成功している勝ち組企業③ ー富士重工業スバルー
★アメリカ市場で好調!ー独自のニッチ市場戦略でいく富士重工業のスバルー
アベノミックスによる円高の是正で、輸出採算が改善し、業績回復に沸いている自動車業界。
中でも好調なのが、「スバル」ブランドの富士重工業です。
アメリカ市場での販売好調を背景に、2013年4~6月期の営業利益率は、トヨタ自動車の10・6%をしのぐ、12・7%と超優良企業なのです。
では、なぜ富士重工業のスバルが、アメリカで好調なのでしょうか。富士重工業は、2009年に、主力3車種「レガシィ」「インプレッサ」「フォレスター」の車体を、アメリア市場に合わせて、少し大きくしたことにあります。室内を広くして、車体全体のデザインもアメリカ人が好む大胆なテイストに変更した結果、シェアが伸び続けているのです。「アメリカで受けるものはロシアや中国、オーストラリアの市場でも受ける」。思い切ってグローバル仕様にしたことで、トータルの販売台数を底上げしているのです。世界の自動車メーカーが、小型化(ダウンサイジング)を進める中で、富士重工業は、大型を好むアメリカ市場向けに、経営資源を特化したのでした。
また、アメリカでは、富士重工業の独自の技術も評価されています。低重心の水平対向エンジン、四輪駆動(世界で初めて四輪駆動を開発したのはスバルです)も注目され、「Subie(スービー)」と呼ばれるスバルの熱狂的ファンをも獲得したのでした。
富士重初のハイブリッド車(HV)「スバルXVハイブリッド」のアメリカ発売でも、「『電気モーターが加速を補助するという他社にない新しい形のハイブリッドシステムが面白そう』と、大きな期待が寄せられています」。
トヨタ、ホンダ、日産の国内トップスリーに劣らぬ人気ぶりなのです。
また、日本でも、いま、女性のドライバーにもスバルがウケているのです。
スバルといえば、とにかく「クルマ好きの大人の男性が好む車で、グイグイ走る尖がったマシン」というのが、一般的な評価だったと思います。
そのスバルの車がなぜ?というと、その最大の要因は、「EyeSight(アイサイト)」なのです。
衝突する前に、クルマが自動で止まってくれる。CMでおなじみのアレです。
この安全性能が、女性にウケている要因のようです。
国内最小の自動車メーカーが、利益はトヨタ、ホンダ、日産の国内トップスリーに次ぐ第4位のスバルは、戦略イノベーションで成功し続けている模範の企業といえるのではないでしょうか。
まとめ(今日の販促ポイント!)
私は、スバルの車を運転した経験がありません。乗車した経験もないと思います。車を購入する際、検討にもしていませんでした。 しかし、この記事を書いてして、無性にスバルの車を運転したくなりました。ハンドルを握ってみたくなりました。今週末、スバルのディラーに行ってみようと思います。 |